令和5年12月13日に締結した「保津川渓谷における活動協力体制に関する覚書」 の実効性を高めるため、保津川渓谷における各事業者との合同訓練を実施し、同区域 での災害発生時の円滑な連携活動の確立を目的として救助訓練を実施します。

内容：水難救助及び搬送合同訓練

想定：2人乗りカヌーで川下りをしていた一般レジャー客2名が金岐の瀬で転覆し、1名が急流中の岩上で身動きが取れなくなったことを想定。(負傷により歩行不可)また、同乗者 は右岸側に流れ着き、助けを求めているところを(軽症で歩行可能)保津川下り中の遊船が負傷者を発見し、無線及び携帯電話等の通信機器を使用して 119番通報する。
　また、事故を目撃した遊船の乗客の3名が気分不良を訴えたことを想定し、通報を受けて、亀岡消防署から各隊が出動するとともに、覚書に基づき、保津川遊 船企業組合、ラフティング協議会及び嵯峨野観光鉄道(連絡訓練)に活動協力を求め、 各関係機関合同で傷病者を救護して搬送します。また、広域応援により、京都市消防局に応援出動を求め、情報共有して鵜飼浜で傷病者を引き継ぐ合同訓練を実施します。