座禅で多文化交流
2月に入り、だいぶん暖かくなりましたね。
1月の寒さが嘘のような春の気配も感じられる今日このごろ、
今日僕は、保津の洞泉寺というお寺で座禅会に行ってきました。
昨年から亀岡で多文化交流を目指して活動している「京・くろかる隊」という団体の催しで行われ、
http://www.kyoto-np.co.jp/tanba/article/20100825000041
(詳しくはこの新聞記事を読んで下さい)
参加者には、京都学園大学の留学生や京都の大学生や英会話の先生などなど、そして保津川下りの船頭たちも参加しました。
(韓国2名・アメリカ2名・台湾1名・日本5名)
前日は、暖かい日和だったので集合場所のJR亀岡駅から洞泉寺まで歩いていくことに…
と思ったら、亀岡は霧に包まれており、朝はちょっと肌寒かったです(^^;)
途中、保津川下りの新乗船場が…
まだすべては乗り場が完成していません。奥が今現在の乗り場です。
と、なんやかんや20分ぐらい歩いて洞泉寺へ
臨済宗妙心寺派 瑠璃山洞泉寺
実は、僕ら保津川下り船頭仲間T君の実家でもあります。
お寺のご由緒は、平安時代からのようで、
源平の合戦の時代から鎌倉時代の文覚上人ゆかりのお寺で、その文覚上人の養父のお墓があります。
ご住職から簡単に仏教のお話しと、座禅の意義を聞かしてもらい、
「般若心経」を読みました。
さて、
いよいよ、座禅のお時間です…といいたいところですが、
残念ながら、僕も座禅をしておりましたので、座禅をしているみんなの姿を写真におさめることができませんでした。
すいません。
今回、留学生は3名参加してくれましたが、皆さんは座禅初体験であり、
やはり、
「足が痛かった!」
というのが一番の感想だったようです。
約40分間という長い時間でしたが、参加者全員、見事に座りきることができ、
「痛かったけど、気持ち良かったです。」
という感想も聞かれました。
その留学生が、もっとも注目したのが
座椅子
です。
「これ楽ですね。」
「これをして座禅したら、きっと無の境地に達することができたはずです。」(笑)
最初に言ってよね (^^)> って感じでした。
(つぎは、座椅子でチャレンジしてくださいね。)
でも、痛いのを耐えるもの修業のうちでもありますね(^^)/
さてさて、次は写経のお時間です。
「般若心経」を書きました。
これが、なかなかむずかしい(><)
この写経は、僕が書いたものなのでズームアップして見ないように…
さて今回、僕ら日本人は日本が永きにわたり形成してきた日本文化を外国人の方々にしっかりと説明できるように、まずは自らが体験するという目的と、
外国人の方々は、「ほんまもん」のJAPANを体験していただくという両方の趣旨のもとで行われました。
今後も、このような体験事業をやっていきたいと思います。
最後に、洞泉寺ご住職には一日ご指導いただきありがとうございました。
(さいたに屋)