植樹に向けてのメンテナンス
紅葉も最高潮を迎えつつある保津峡渓谷。
今週、来週がピークと思われます。
さて、12月に入るとエコグリーン委員会が毎年実施している植樹事業が控えており、少しずつ準備をしているところです。
今日は、一回目に下る船を準備し、少し時間が有るので植樹事業に使用するチェンソーの刃の手入れをしました。
船頭達は、前職に色々な職業に従事し今現在も前職に修得した技術を生かす事が出来ます。
船頭は、ただ船を流せば良い仕事では有りません。
例えば、船大工ですが、現在は、船頭の山内氏が兼務で従事してくれております。
前職は、建築関係で頼もしい限りです。
その山内氏の弟子が、写真のチェンソーをメンテナンスしてくれている小山君です。
彼は、前職に林業で培った技術を現在にフルに生かしております。
まさか、船頭なのにチェンソーを使うとは一般の方は想像も付かないでしょうね。
船頭の仕事は様々です。
安全に船を流すのに「川作」作業をします。
船を安全に流す為の川の保守作業です。
そして、枯れた木の伐採作業や清掃作業、全国各地に営業に出向いたりと様々な事を含めて保津川遊船企業組合なのです。
ですから、今日チェンソーメンテナンスをしてくれた小山君は、遊船に取っては無くてはならない存在。
これからの保津峡渓谷の景観保持に一役買ってくれる事でしょう。
これからの保津川を自分達の手で守り続けて行ける喜びや大変さを噛み締めながら次代に継承出来たらと考えます。
エコグリーン委員会