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船頭だより
保津川の四季

保津峡の朝霧 雲海を流れる‘浮舟’

そうだ 保津川下り、行こう!

今日から11月シーズンのトップを切る3連休です!京都でも秋の訪れをつげる便りが聞こえてきています。

保津川でも木々の葉が色づきはじめ、秋景色の到来が待ち遠しい季節になってきました。

しかし!保津川の秋を美しく演出するのは紅葉だけではあいません!

紅葉に勝るとも劣らないのが保津峡を覆う「朝霧」です。

今朝の保津川も深い朝霧に包まれています

霧に包まれた保津峡谷を舟で下っていくと、数メートル先の視界すらぼやけ、雲海の上を浮かび流れて様な感覚にとらわれます。
数隻の舟が連なって下って行く時などは、自分の乗っている舟以外は、全て幻を見ているかのような錯覚に陥りそうです。
しばらくすると川面に風が吹き出し、霧が上昇気流に乗って舞い上がっていきます。
そうすると水面を這う冷たい風の向こう、霧の隙間から、一筋の眩しい陽光が
射し込み、灰色に覆われた空が開け、澄み切った青空が顔を覗かせるのです。そう、今日は晴天なのです!
圧巻なのは、そのときの渓谷の風景・・・
灰色と青のツートンカラーに空が割れ、大きな空のキャンバスに、美しい絵画を描いた様な芸術的な空模様です。
霧の中を出発する朝舟に乗ると、少し肌寒く感じますが、その寒さを我慢してでも、一見の価値がある保津川独特の秋風景です。

ぜひ、保津川下りの‘浮舟’にご乗船下さい。
今、確かに息づく自然を体感できますよ!

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