展覧会「円山応挙から近代京都画壇へ」東京・京都で開催!!
江戸時代、保津川の流れを描いた人物がいます。
絵師 円山応挙(1733-1795)です。
「保津川図屏風」。
現在、京友禅の老舗千總さんが所蔵されています。
千總所蔵の重要文化財「保津川図屏風」
円山応挙は、江戸時代中期(18世紀中頃)に京都で活躍した代表的な絵師。
当時の文化人・名士をランク付けした『平安人物志』の中では、伊藤若冲より上の評価をされた人物です。
応挙は丹波南桑田郡穴太村(現在の亀岡市曽我部町穴太)の生まれで、この「保津川図屏風」は、応挙の絶筆の作品として知られており、最後の作品は幼少の頃から育った地元の名所を描きたかったのかもしれません。
今年、その「保津川図屏風」が東京と京都で公開されます。
展覧会「円山応挙から近代京都画壇へ」が、東京・東京藝術大学大学美術館と京都・京都国立近代美術館で開催。
期間は、東京展が2019年8月3日(土)から9月29日(日)まで、京都展が2019年11月2日(土)から12月15日(日)まで。
これは行くしかないです!!
この展覧会では、円山応挙だけでなく、四条派の祖の呉春の作品をはじめ、円山派・四条派に通じる画家たちの作品が一堂に集まります。
(さいたに屋)