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船頭だより
保津川の四季

保津川寫眞ノ旅を開催しました。京都・保津川紅葉への誘い 最終回

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 『 行く秋や 寫眞で綴る 保津絵巻 』

 

本日(11月30日)、秋の特別企画「保津川寫眞ノ旅」を開催しました。

雨が心配されましたが、秋晴れの暖かい素晴らしい天候でした。

 

残念ながら、丹波霧が出なかったこと、予定より紅葉の散りが早いことを考慮し、当初の予定を少し変更しました。

さあ総勢19名(参加者18名+京都新聞の取材1名)で出発です。

 

まずは、金岐ノ瀬下、屋根岩付近で、舟とトロッコの撮影です。

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今回は丹波霧が出なかったため、下船せずに(時間短縮のため)舟の上からの撮影です。

みなさん、舟とトロッコ列車が同時に撮影できるか、ヤキモキしましたが、うまくタイミングが合い、一同歓声を上げながら撮影されてました。

 

そして、当初予定してなかった「小鮎の滝」にて、2mの滝を下る舟を撮影していただきました。

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 ここは少しタイミングが合わなかったようです。。。

しかし、小鮎の滝の散り紅葉にみなさんとともにお別れを告げてきました。

 

そして、今回のメインディッシュのひとつ「獅子ヶ口」です。

保津川下り最大の難所にてダイナミックな舟下りを撮影してもらいます。

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目的地(撮影場所)まで行くには、岩場を歩かなければならず、年配の参加者にはちょっとご苦労をかけたかと思います。

目的地手前の平坦な場所で舟下りの舟やトロッコ列車を撮影されておられました。

 

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足に自信のある方は、私たち船士と一緒に高台まで上がってもらいました。

ここまで来るのに汗だくになっている参加者もおられました(笑)

 

なんとこんな場所で!

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ここではこんなダイナミックなシーンが撮れます!!

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こんなアングルでは、名残もみじとともに。。。

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最大のカーブ地点でこんな間近でも!!!

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 お客様の歓声はもちろん、船士たちの息遣いまでも聞こえてきそうです!

 

「獅子ヶ口」にて約1時間ゆったりと雄大な景色を見ながら撮影していただいて、さあ昼食場所のトロッコ保津峡駅へと。

 

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雄大なる保津峡の峡谷美を見ながら、大宮御所にて皇室方のお料理に腕を振るうこともある京懐石「門」さん特製お弁当に舌鼓を打っていただきました。手持ち弁当の私たちにはうらやましい限りです!(笑)

 

そして、メインディッシュの二品目である「奥の段」へ。

今見ごろを迎えた「小倉山」を堪能していただきました。

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 ご夫婦で思い思いの場所に座ってお互いを撮り合ったり。。。うらやましいです!

 

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トロッコ列車をひたすら待って、、、

 

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やっとトロッコ列車に出逢えたり。。。

 

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 船士も無邪気に舟に手を振ったり(笑)

 

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みなさん、さまざまな形で保津峡の峡谷美を味わっていました。

 

私はのんきにしばし寝そべって、おもろい雲をさがしたり(笑)

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素敵な保津川と小倉山をバックに参加者のみなさまと記念撮影

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そして、最後は、「大瀬裏」にて、名残もみじとともに。

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そして、参加者に櫂引き(櫂を漕ぐ)の船士体験をしてもらいながら、嵐山のゴールへとゆったりと船旅を楽しみました。

 

本日は、天候にも恵まれ、絶好の舟下り日和となったことに自然に感謝いたします。

例年より1週間ほど早く紅葉が散り始めたため、女渕などの素敵なもみじたちに出会えなかったことに参加者のみなさんも残念がっておられました。

紅葉の色づきも自然の所作と思えば、散り初めも自然の所作とご理解いただきたく思います。

 

ご参加いただいた参加者の皆さま方には、初めての試みとして至らぬ点があったかと思いますが、皆さま方の率直なご意見や励ましを胸にさらに素敵なイベントとなるよう関係者一同さらなるブラッシュアップに励んでいきたいと思っております。

最後、船着場にて、皆様から拍手と笑顔をいただきながらでお別れできたことが、本日一番うれしかったことでした。

 

岩場での昇り降りは足腰にきますので、十分筋肉痛(笑)にはお気をつけくださいませ。

それでは、また保津川でお会いできれば幸いです。

 

そして、今回ご参加いただけなかった皆さま方には、また「寫眞ノ旅」を開催したく思っておりますので、来年までお待ちいただき、ご応募いただけましたら幸いです。

 

みなさま、そして保津川の自然にあらためて感謝をしながら。。。今秋の「京都・保津川紅葉への誘い」を終わらせていただきます。

約1ヶ月、お付き合いいただきありがとうございました。

 

2014年11月30日 保津峡にて

 

船士魂

 

 

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