今日の保津川下りは、だいぶ水位が引いて来たとは言え4人水で運行しました。

朝から南風がきつくて普段の穏やかな保津川とは、 打って変わり向かい風…

船頭泣かせの風です!

 そんなコンディションの中でもお客様には、楽しんで帰って頂こうと船頭根性を出して説明を致しましたが、

何せ向かい風がきつく櫂をひく手を休ます訳には行きません。

結構息も切れてたんですよ!

あの時は。

 櫂を止めた途端に保津川上りをしてしまうんです!

 倉皇してる間に第一の急流である宮ノ下の瀬に到達です。

ですが、まだまだ風は止ますにビュービュー吹いています。

 先に下り終えた船頭の情報によると金岐の瀬を過ぎると風は止むとの事。

 そこまでたどり着けば安心なのですが

予断は許しません!

 お客様には、船頭の技術の駆け引きなど知る由も有りません。

ようやく風が納まる場所まで下り、ホットする間もなく次は保津川最大の激流、獅子ヶ口です。

水位が少しは減ったと言え、まだまだ谷間の水位は多いので、 波しぶきが最大に掛かるポイントです。

 お客様には、その旨を説明して、

いざ突入。

やはり、予想通り右舷前方から大波がお客様を目掛けて船中に入り込んで来ました。

すると船内は一斉に、

キャー!

という声が発せられ渓谷に木霊していきます。

波除けシートが装着されてるとは言え完璧に防げる訳では有りません。

また、そこが自然と一体になれる良いところ・・・? かも。

 どうぞ、皆様お風邪を召されません様に。

お越し下さいましたお客様と別れ際に、また季節を変えてお越しくださいね

とお伝えすると

また来るわな〜 楽しかったよ〜!

と お声を掛けて頂きました。

 船頭冥利に尽きる瞬間でした。

本日は、天候の悪い中 また、お足元の悪い中 保津川下りにお越し下さいまして ありがとうございました。

又のお越しを船頭一同心よりお待ちしております。

taka