またまた「あかかえ」
本日も、規定水位まで低下せず運休となりました。
今日も、朝9時から
「あかかえ」開始です。
今日は、一支部の船頭で一番最年長の「古谷信吾」船長御歳73歳の登場です。
この道「57年」の超ベテラン、弟子の数も、数えきれず、伝統産業の継承に大変貢献された人物です。
船頭の定年は75歳で、体が達者なら、みんな最後の年まで働き、そして勇退されます。
保津川下りの歴史は角倉了以翁が保津峡を開削されて404年経ちますが、保津川遊船企業組合として発足したのが40年前です。
その、組合発足当時の苦労を知る船長達が毎年引退され、寂しくなります。
色々と繰船技術や船頭のいろはを船長から学び、また後輩へと技術継承して行く、まさに伝統産業ですよね。
残りの数年、お体に気を付けて最後まで一緒に下りましょう。
taka