船の「こしらえ」
朝早くからお客様が、お見えになられるので一番船に当たっている船頭は
7時過ぎに遊船船溜まりから乗船場まで船を下らせながらこしらえを(準備)します。
こしらえの手順は、まず天幕の柱を四方に立て、前後に傘を差し込み竹を傘の上に左右真ん中に三本載せ、その上に天幕を張ります。
次に舵を装着し、椅子を並べて、波除けシートを乾かします。
後は、シートを拭き波除けシートが乾いて畳めば完了です。
8時過ぎまでに10隻程の船を「こしらえ」(準備)しておきます。
昨日の流船数が69隻で、その中に33隻のご予約が含まれております。
今日の、ご予約が27隻頂いており今日の予想流船数は、63隻程と予想しております。
日曜日は、明日が仕事の方もおられる影響で
午後からのお客様が減少傾向に有ります。
ですが最終船は、保津峡の渓谷が山の陰になり大変涼しいのです。
皆様も、その日に京都でお泊まりの際は最終船がお勧めですよ。
夏の花「ムクゲ」のピンクとバックの緑が本当に色鮮やかで、またセミの一種の「ヒグラシ」やカエルの一種の「カジカ」の声が涼しさに拍車をかけます。
皆様も、是非自然のクーラーを満喫されてみてはいかがですか。
皆様のお越しをお待ちしております。
taka