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CAT 船頭ブログ

連日の猛暑で、保津川の水位が低下し、航路の底岩が少し船底に擦り始めてきました。

船底を傷める前に行う作業が「川作」です。

川作は、角倉了似翁が保津川を開削して依頼脈々と受け継がれている作業なのです。

渇水になれば、連日出動です。

今日は、保津川下りで、もっとも激流の「獅子ヶ口」
での川作となります。

先月の増水で岩がゴロゴロと流れ着きその岩が船底に擦る原因となっており、その岩を確認した後、船頭が川に浸かりワイヤーを岩に引っ掛け、チル(手動で引っ張る道具)で少しずつ引っ張り上げます。

川底に沈む岩に輪っかにしたワイヤーを引っ掛ける作業に手こずるのです。

水位が低下したと言っても川に浸かれば、相当な水圧です。

まして岩は、見えているのですが川の底、潜って引っ掛けるのが一苦労なのです。

そのほかに川底の根石と言われる石は、割らない限り取り除く事が出来ません。

ですから、上の写真にも有ります様に、船に積んでいる胴木(どうぎ)丸太を両岸から、取り除けない根石の上に沈めて両端をドンゴロス(ずた袋)に石を詰めた重りで固定します。

そうすれば、胴木がクッションになり船底を傷めずに下れる訳なのです。

そうやって、404年間保津川下りが受け継がれて居るのです。

それでも水位が無い時は、瀬肩(急流の入り小口)
を石で囲い込み、急流に水を送ったりもします。

この作業は、船三回下る寄りも疲れる作業です。

次の朝起きれば、全身がパンパンに身が入る(筋肉痛)のです。

今日の川作担当支部は、山本支部です。

暑い中ウェットスーツを来てご苦労様ですが、頑張って下さいね。

taka