船守
写真を撮った時点で保津川の水位は1メートル56センチでしたが、今現在2メートルに迫る勢いで増えています。
今回の船守は、「山本支部」です。
前回も、山本支部は船を丘に上げる作業を夜中にしてくれました。
今回も、船を丘に上げるか、思案している最中だと思います。
何故、早めの行動を取らないのか、疑問に思われる方もおられるかと存じますが
、遊船の船溜まりには、予備船も含めて63隻有り、
それを移動さす為には、普段嵐山から船を輸送しているトラック会社のトラック数台に、
丘と船溜まりを、船を積んで32往復して運ぶという気の遠くなる様な作業が有るのです。
そのほか丘に一台、船溜まりに一台のクレーン車を配置し、船のフックにクレーン車のフックを引っ掛け吊り上げる、
根気のいる作業をします。
もちろん運送会社に支払う経費が掛かります。
運航中止で収入が断たれているのに経費だけは、掛かるのです。
だから、極力船を渓流出来るとこまで見守るのです。
ですが、今は「安全第一」に徹して雨雲レーダーと「にらめっこ」をしながら予測し、
早め早めの行動で丘に上げる様にしています。
何はともあれ、山本支部の久保田支部長さんを始め、
役員さんは、遊船乗船場に待機してくれていると思います。
早く、梅雨明けしてくれるのを祈るばかりです。
山本支部のみなさん、まだまだ降ると思いますので頑張って下さい。
taka