船士詩 ~66~ 青信号
青もみじ 遠い旅路へ いざ進め
あおもみじ とおいたびじへ いざすすめ
雨に濡れるたびに、色を増す新緑たち。
この鮮やかな若緑の色彩もGWを過ぎた頃から段々と薄緑、緑、深緑の色へと変わっていく。
その色彩は刻一刻と色を変え、私たちの目を楽しませてくれる。
野山の信号機は、青・・・。
川は碧く、山も青く、そして、空も蒼く。
冬立ち止まり、雌伏の時を過ごしたものたちが、いよいよ遠い旅路へと進む。
意気揚々と旅路を進むのだ。
そして、深緑は、だんだんと緑黄色、橙色、朱色、紅緋(べにひ)、深緋(こきひ)へと色を変えていく。
旅路の終わりに、燃えるような緋色に染まる。
赤・・・とまれ・・・
人も草木もふと立ち止まり、至福の時を迎え、雌伏の時へと向かう。
初々しくも溌剌とした若葉たちとともに、保津川の旅へといざ出発!!してみませんか?
若緑色の山々を撮って、フォトコンテストへいざ投稿!
船士魂