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船頭だより
保津川の四季

船士詩 ~23~ 小倉姫

冬めくも ぬくもりはこぶ 小倉姫

ふゆめくも むくもりはこぶ おぐらひめ

 

さあ、いよいよ師走のスタートですね。

ここ保津川も暦どおりに?寒くなってきました。

冬到来と思いきや、今、小倉山は紅葉の見頃を迎えています。

肌に寒さを感じますが、小倉山の紅葉を見ると、ホッと心が温まるような気がします。

 

竜田姫という秋の季語をご存じですか?

竜田姫とは・・・

竜田姫(たつたひめ)は日本の秋の神。立田姫と表記されることもある。竜田山の神霊で元々は風神。秋の季語。五行説では西は秋に通じ、平城京の西に位置する竜田山(現在の奈良県生駒郡三郷町の西方)の神霊が秋の女神としての神格を持ったもの。龍田比古龍田比売神社に祭られる龍田比古神が夫神であり、鮮やかな緋色や黄金の秋の草木の錦を纏った妙齢の女性として想像される。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/04 13:51 UTC 版)

 

平安京の西に位置する小倉山を竜田山に見立て、京都の秋の女神としてみました。

その女神が、そっと私たちに見せてくれるもみじ葉たち

小倉姫に抱かれて、ぬくもりを感じる。

そんな小倉姫に逢わずにはいられない・・・。

 

船士魂

 

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