昨日は、保津川の下流、桂川沿いある松尾大社に行ってきました。

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松尾大社は、
祭神は、
大山咋神
市杵嶋姫命

背後の京都西山の松尾山(223m)に古社地があり、山頂に近い大杉谷に磐座とされる巨石があります。
5世紀ごろ、渡来人の秦氏が山城国一帯に居住し、松尾山の神(大山咋神)を氏神とした。

大山咋神については、
「山」に「杭(クイ)」をして鎮まる神として山そのものが神様です。
山王信仰の神で、いわゆる土着の神様。
一方の市杵嶋姫命は、宗像三神の真ん中の女神で、この神様は厳島神社の神様としても有名で水を司る神様です。

平安時代、松尾の神様は、賀茂社とともに「賀茂の厳神、松尾の猛霊」と並び称され、怖れられた神様でもあったそうです。


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大宝元年(701年)、勅命により秦忌寸都理(はたのいみきとり)が現在地に社殿を造営し、山頂附近の磐座から神霊を移し、娘を斎女として奉仕させたそうです。以降、明治初期に神職の世襲が禁止されるまで、秦氏が当社の神職を務めました。
秦氏は酒造の技術も日本に伝えたことから、中世以降、松尾神は酒造の神様としても信仰され、

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境内には、霊水「亀の井」があります。
この水を醸造すると酒が腐らないとされ、全国の酒造蔵元から信仰を集めています。

松尾大社には、重森三玲作の上古の庭」、「蓬莱の庭」、「曲水の庭」の庭園が素晴らしいです。

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そして、5月5日まで山吹まつりがおこなわれています。

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続いては、
梅宮大社

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梅宮大社は、松尾大社から桂川を東へ渡ったところにあり、

祭神は本殿・相殿ともに4柱。
檀林皇后が当社の砂を産屋に敷きつめて仁明天皇を産んだことから、子授け・安産の神としても信仰されるようになりました。

本殿
酒解神 (さかとけのかみ) – 大山祇神。
初めて酒を作って神々に献じた、酒造の祖神
酒解子神 (さかとけごのかみ) – 木花咲耶姫命。酒解神の御子神
大若子神 (おおわくごのかみ) – 瓊々杵尊。酒解子神の夫
小若子神 (こわくごのかみ) – 彦火火出見尊。酒解神の孫
相殿
嵯峨天皇
橘清友 – 橘嘉智子の父
橘嘉智子 (檀林皇后) – 嵯峨天皇の后
仁明天皇 – 嵯峨天皇の子

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今はちょうどキリシマツツジが綺麗です。


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両神社は保津川を下り、その下流にある神社であり、

松尾大社は保津川を開拓した神様でもあります。

私は非常に因縁めいたものを感じます。

(さいたに屋)