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現在、京都大学博物館の特別展
「地図 温故知新」
が開催されています。

この中に
五雲亭 歌川貞秀『京都一覧図画』元治元年(1864)があり、保津川の名所「屏風岩」「れんげ岩」「さるとび」「ちどりがふち」が確認できます。

この図画は、鳥瞰式の一覧図で、鳥瞰式とは、
上空斜めに見下ろしたような形式で、飛ぶ鳥の目からみたように描くことが特徴です。

『京都一覧図画』は、西山から京都を一覧で紹介しており、京都の名だたる名所が記載されています。

(ちなみに、元治元年(1864)は、幕末の池田屋事件があった年です。)

この図画が描かれた江戸時代後期、すでに庶民の間で観光が確立していたので、京都の名所紹介という意味合いがあります。
その中で保津川の名所が記載されているということは、最低でも江戸時代末期には保津川下りが観光の名所として知られていたことが十分に考えられます。

開催期間:2013年07月31日 – 2013年09月01日

京都大学総合博物館

(さいたに屋)