9月22日、23日に愛媛県松山市の愛媛大学南加記念ホールにて海ごみサミットが開催されました。

保津川遊船企業組合からも参加して参りました。

海ごみサミットは、2003年から飛島、対馬、隠岐、羅臼、佐渡、鳥羽、下関、長門、東京と全国各地で毎年開催されてきました。

保津川遊船では、河川での清掃活動を通じて海ごみにしない、間接的ではありますが清掃活動を続けています。

ですが、台風や、大雨の度に大量のゴミの流出がおこります。

川へゴミを投棄する行為は、今に始まったものではないと思います。

何故なら、昔は、ビニールやプラスティック等の石油由来の製品は無く、自然にかえる物を川へ捨てるのが当たり前の時代からの脱皮が出来ていないのか?はたまた確信的に河川が増水したら投棄するのか?大型タイヤや冷蔵庫、テレビ等の大型ゴミも多く流れて行くのを度々見受けます。

そんな、陸域から発生するゴミは、やがて大阪湾に流れ着き瀬戸内海から太平洋へと漂流します。

ですから、内陸部だから海のゴミの問題は関係ないとは言えないのです。

今回の、海ごみサミット愛媛会議は、三部構成で進められました。

一部のテーマでは、「海洋ゴミ最前線~海洋ごみ問題に関する知見の共有」と題して講演されました。

中国から、国家海洋局海洋環境監視センターqian zhao博士の中国の漂着ゴミの取り組み等も講演されました。

 

また、韓国からは、ソウル大学のパン・インクォン博士が講演され韓国でも海ごみ調査が始まっていると伝えられました。

第二部では、「海洋ごみ最前線~海洋ごみ問題に関する今後の調査・研究について」

講演は、鹿児島大学水産学部・藤枝繁教授です。

藤枝教授は、先日ハワイで漂着ゴミの調査をハワイ大学マキシメンコ教授と調査され日本から流着いた様々なゴミみの現状を伝えておられました。

また、環境省、国土交通省、水産庁からも報告されました。

第一部に続き韓国からの環境団体O・S・E・A・Nのjongm-young Leeさんの報告では、ペットボトルの口にタヌキが口を突っ込み抜けなくなり警察も出動して山じゅうを捜し救出した事例や、魚網に引っ掛かった鳥やクジラ等を紹介されていました。

ここで、第一日目の閉幕です。

二日目は、午前9:30開会です。

第三部は、「東日本大震災に起因する漂流漂着物問題について」の講演がおこなわれました。

天災とはいえ太平洋に流出した、がれきは1年後にはミッドウェー諸島やハワイ諸島にまで到達するそうです。

(ワールドwaveトゥナイト9月27日NHK BS1午後10:00~10:50で特集が放送されます。)

最後に、来年度の海ごみサミット開催地は、全国初の内陸部開催となる我が町亀岡市の山崎副市長が2012年開催地の抱負を語って頂きました。

海ごみの多くは内陸部の河川から流れ出た物が多く内陸部での海ごみサミットを意義のあるものとなるように準備していきたいと思います。

閉会の挨拶には、一般社団法人JEANの金子氏の挨拶です。

いつの日かゴミの議論をしなくても良い世の中となるようにと願います。

来年は、是非とも亀岡でお会いしましょう。

主催 愛媛大学・一般社団法人JAEN

後援 環境省、国土交通省、水産庁、海上保安庁、外務省,NOWPAP

協力 NPO法人パートナーシップオフィース

協賛 フィリップモリスジャパン株式会社

助成 愛媛大学グローバルCOE、河川整備基金