お客様を待つ船頭衆
今日も、穏やかな一日でした。
嵐山も観光客で賑わってました。
保津川下りも、沢山の方にお越し頂きました。
写真は、朝一番の船で下る番を待つ船頭達です。
船頭の人数は総勢132名在籍してまして、理事を除く船頭達で3人一組のチームを作ります。
約42チーム出来るのです。
乗組員には、『船長』 『中綱』 『先綱』 の名称が有ります。
船長は、勿論その船の長です。
昔に遡るのですが、昭和23年までは、下った船を嵐山から亀岡(乗船場)までを、綱で船を曳いて4時間半〜5時間掛かって亀岡まで帰ったそうです。
中綱は、二番手で綱を曳いたので中綱と呼んでいます。
言わば中堅です。
先綱は、綱を先頭切って曳いたところから、先綱です。
1606年に、京の豪商角倉了以翁により保津峡を開削以来昭和23年まで船を嵐山から曳いて帰って来た歴史が有ります。
先人達が残してくれた技術、後世に伝えて行かなければと日々切磋琢磨して頑張っております。
そんな保津川下りを体験してみてはいかがでしょうか?
今、保津峡渓谷は、桜真っ盛りですよ!
taka