鎮花 出雲の風に 穀雨舞う

はなしずめ いずものかぜに こくうまう

 

 

昨日は、二十四節気の一つ「穀雨」でしたね。旧暦3月(弥生)の中気で、春のやわらかく、温かい雨が降って、穀類の芽に伸長を促す頃です。

昼頃から、ぽつぽつと雨が降り、夜には本降りの雨となりました。私たちの生きる源である穀物の育ちを促す恵みの雨となったことでしょう。

また、農家の方々にとっては、このころから田植えの準備をされる目安の節目となっているようです。

 

先日、4月18日(水)に亀岡市千歳町にある「出雲大神宮」において「鎮花祭(はなしずめのまつり)」が行われました。

 

まだ、八重桜が咲き誇っています

 

旧暦3月は、花の散る時期で、それに伴って、疫病が四方に飛散し、病が流行ると考えられていました。

これを防ぐために行われたのが、「鎮花祭」です。

出雲大神宮の「鎮花祭」では、拝殿にて神楽奉奏とともに巫女による「浦安の舞」が奉納されます。

 

参道にて神職、神官、巫女等が順に清めの儀式を行い、拝殿、本殿へと向かいます。

それから、鎮花祭が10時から11時半にかけて厳粛に行われました。

儀式の様子は、神事のため、一般の人の立ち入りと撮影が許されておりませんので、詳細は下記をご覧ください。

 

出雲大神宮 鎮花祭 http://www.izumo-d.org/guide/tinkasai.htm

出雲大神宮 出雲さん便り http://www.izumo-d.org/izumosan/13/0418.htm

 

 

そしていよいよ、見物客も増えてきて、みなさんお待ちかねの催しが始まりました。

 

まずは、京都府登録無形文化財に指定されている「出雲風流花踊り」です。

見物客もこれを目当てに来られてるようで、参道は、見物客でごった返していました。

 

向かって右手に躍りの進行役である「笹新発意(ささしんぽち)」。

向かって左手に「踊り子」たち。

奥には、踊りの総指揮者である「新発意(しんぽち)」と「唄方」と「笛方」

「ハア、ソリャ」と掛け声をかけながら、太鼓を打ち振りながら、優雅に躍ります。

参道から拝殿に進み、拝殿を囲んで踊りが奉納されました。

 

鎮花祭。

出雲風流花踊り。

桜の舞い散る季節、新たな季節の始まりに、無病息災と五穀豊穣を祈るお祭りとなっているようです。

 

雨乞いの踊りのおかげか、春雨が、出雲さんの風に乗って、丹波路に降り、大地を潤し、保津峡の若葉や苔に命を吹き込んでいます。

そして、私たちは、新緑の景色に癒され、新たな活力に満たされるのです。

 

 

出雲風流花踊りパンフレット

 

 

 

 

 

 

船士魂