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船頭だより
京都散策

船士詩 ~40~ 宵紺青 

甍咲く 宵紺青に 春の華

いらかさく よいこんじょうに はるのはな

 

今日は北風の強い寒い一日でしたね。

3月12日、暖かい陽気に誘われて、家族で京都・東山花灯路を訪ねました。

平成15年3月に始まり、11回目を迎えた東山花灯路。実は今回が初めて。

亀岡より電車を乗り継ぎ、降り立ったのが京都市営地下鉄東西線・東山駅。ここから清水寺を目指します。

18:30から点灯する行灯たち。まだ宵の口、静かに佇んでいます。

青蓮院前の大楠。圧巻です。

淡く灯る行灯。

国宝・知恩院三門。

※知恩院・・・浄土宗総本山。山号は華頂山。本尊は法然上人及び阿弥陀如来。開基は法然。浄土宗の宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建立された寺院で、京都の人々からは親しみをこめて「ちよいんさん」などと呼ばれる。(Wikipediaより抜粋)

夜の帳が下りてくると・・・

紺青の空に、金の甍が咲いているような・・・

円山公園には、現代いけばな展、大学のまち京都・伝統の灯り展が行われ、各流派の生け花や学生による灯りの作品が展示され、花灯路に彩りを与えています。

生け花の桜を透かして、遠く「祇園枝垂桜」を望む。

荘厳なる祗園枝垂桜。なぜか花がない方が荘厳に見えますね。

お気に入りの灯り。京都造形芸術大学の学生による「春夏秋冬」。闇夜に浮かんでいるかのよう。どこか四季の移ろいの「かそけさ」を感じます。

竹灯り・幽玄の川・・・。

大雲院祗園閣を望みながら、「ねねの道」へと

高台寺の駐車場から、八坂の塔と京都タワーを望む。京都タワーも露地行灯の一つのようですね。

かそけき光に揺れるねねの道。

こどもたちは、ここで歩きつかれたようで、今回はここまでとなりました。

この後の、法観寺の八坂の塔と清水寺は、また来年ということで・・・。これで来年の楽しみもできました(笑)

 

昨年12月の嵐山花灯路は凛とした冷たさの中で、露路を巡りましたが、今回は穏やかな暖かさの中の露路めぐりとなりました。どちらもその土地の特徴を生かしたもので、素晴らしいものですが、やはり判官びいきか嵐山花灯路の方が、見応えがあるようにも思えました。

川の流れあり、竹林の径あり・・・。

川の風景竹の風景が私にとってはしっくりきます。

やはり船頭ですね・・・。

 

保津川下りの後は、是非東山花灯路へ・・・ちょっと無理があるかな(笑)

 

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京都・東山花灯路

東山地域において、露地行灯約2500個の「灯り」といけばな作品の「花」が灯りの散策路約5㎞を彩ります。その他、清水寺や八坂の塔などの有名な寺社仏閣がライトアップされます。

期 間:2013年3月8日(金)~3月17日(日)

時 間:点灯時間 18:00~21:30

公式HP:京都・花灯路 http://www.hanatouro.jp/

 

船士魂

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