‘いのち’の営みを感じながら・・・冬の保津川下り。
保津川下りって冬もやっているのですか?
この時期、いろんな方から尋ねられることが多いです。
「フルシーズン営業していますよ!」とお答えすると、「そんなんですか~」と驚かれます。
どうも、この時期、保津川下りが営業しているというイメージは直結しないようです。
いえいえ、冬もしっかり舟は流れていますよ!
寒さを気にする方もおられますが、冬の保津川下り舟の防寒体制はバッチリなのです!
舟は透明ビニール製の屋根で囲った窓付きで、外気は完全シャットアウト!
窓も透明アクリル製のスライド型なので、外の風景も眺めることができます。
冬の保津渓谷には、春や秋のような華やかな山景色は身を潜めていますが、大地には来春を控え、新たな‘いのち’がエネルギーが沸々とし、木々へと芽吹く時を待っています。
表面にはみえないですが、自然の営みは冬も途切れることなく、はたらいているのですね。
保津峡はこうして何億年もの間、同様のサイクルを繰り返し、今、私たちの目の前に存在しています。
自然の奥深いはたらきを肌で感じていただける、ゆっくりとした時間が冬の保津川には流れています。
おもわず、心まで優しい気分になってきますね。
冬には冬ならではの川下りの楽しみ方がある。
そんな素敵な自然のはたらきを、お越し下る方々に感じていただきたくて、私たちは冬の保津川下りを今日も操船しています。
ぜひ、冬の保津川へお越しなり感じて下さい。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
(はち)