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やねよりたかい こいのぼり♪(^0^)♪

そんな季節となりましたね。

新緑も青々と美しく、気候もだいぶん暖かくなってきました。

保津川下りも、
新緑の中を船で下ると爽やかで心地よく、新芽の匂いとともに清々しい気持ちになります\(^0^)/

さてさて、今日は端午の節句が近づいてきましたので、保津川上流にある地域に伝わる変わった風習をご紹介したいと思います。

その地域の風習とは、

◆鯉のぼりを上げない

◆鯉を食べてはいけない

という変わったものです。

もちろん、亀岡市でも普通の地域同様、至る所の家に鯉のぼりが上げられております。

しかし、その地域だけが、今でも鯉のぼりが上げられず、またその地域の人たちは鯉も食べません。

その地域とは、

大井町という地域です。

なぜ、その大井町にはそんな風習が伝わっているのかといいますと、
大井町鎮座されている

大井神社

という神社に伝わる伝承を習わしとしているからです。

【大井神社】
●祭神
御井神・市杵島姫・月読命

●創建
和銅3年(710)

その伝承とは…

この大井神社の神様、御井神と市杵島姫命が大堰川(保津川)を亀に乗ってさかのぼったところ、保津峡のあたりで急流にさしかかり、その急流を上がれずにいたので、鯉に乗り移って川をさかのぼりました。

そして、現在の亀岡市河原林勝林島に上陸したそうです。(今でもこの地域にも同じ神様が祀られる大井神社があります。)

そのことから、大井神社の氏子は鯉が当社の「神使」(神の使い)であることから、氏子は鯉を食べることを禁忌とし、端午の節句に鯉のぼりを上げることもないのです。

現在の大井神社の社殿は、戦国時代で消失した後に天正12年(1584)に豊臣秀吉の命によって再建されたものです。
(※天正12年は、本能寺の変の2年後)

今でも、大井町に引っ越した家族であっても、この風習を聞き守られています。

科学が進み、迷信などが忘れさられる今日、このような昔からの風習が守られているというのは、実に面白い事例だと思います。

また、神様と地域が融合しているということでもあり、昔はどの地域にも、その地域だけの風習や習わしがあったはずです。

そんなことを考えさせられる、

大井神社は、JR並河駅徒歩3分、

保津川下り乗船場上流にあります。

(byさいたに屋)