高雄山神護寺多宝塔に安置される国宝の五体の虚空蔵菩薩像が、5月13日~5月15日ま御開帳されます。

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この虚空蔵菩薩は、乾漆で五色に彩色され、五体あるのは五体の如来(五知如来)が五大虚空蔵菩薩に化身したお姿で、

●大日如来(中心)が、法界虚空蔵(中央、白色)に

●阿閦如来(東方)が、金剛虚空蔵(東方、黄色)に

●宝生如来(南方)が、宝光虚空蔵(南方、青色)に

●観自在王如来(阿弥陀如来)(西方)が、蓮華虚空蔵(西方、赤色)に

●不空成就如来(北方)が、業用(ごうよう)虚空蔵(北方、黒紫色)に化身したお姿です。

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虚空蔵の「虚空」とは、
宇宙のように限りがないこと。

「蔵」とは、包み込むような蓄え持つこと。

虚空蔵菩薩は、限りない功徳と知恵を持つ菩薩なのです。

「菩薩」というと、仏教において、成仏を求める(如来に成ろうとする)修行者という教えなのですが、人々と共に歩み、教えに導くということで、庶民信仰の対象となりました。

仏教では如来、菩薩、明王、天部、羅漢や釈迦の高弟、高僧などがあらゆる信仰の対象がありますが、仏様に1位、2位、3位、と言うような上下関係はありませんし、いわゆる偶像崇拝といわれるものでもありません。

仏教の起こりは大変古く、キリスト教やイスラム教などよりも古い時代です。
文字や言葉が今ほど完成していない時代ですから、釈迦の教えを庶民まで伝えるには、わかりやすく目標となるものが必要でした。
それがら永い時代の人々の信仰集め、今もその尊い真理を伝え残っておられわけです。

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(神護寺の多宝塔)

日本では、その昔…
空海が室戸岬の洞窟 御厨人窟に籠もって虚空蔵求聞持法を修したという伝説はよく知られています。
「虚空蔵求聞持法」とは、
記憶力増進を祈念する修法で、これを修得した者は、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるといわれています。
また、京都嵐山の法輪寺では、13歳に、なった少年少女が虚空蔵菩薩に智恵を授かりに行く十三詣りという行事がありますが、

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(法輪寺)
この法輪寺の本尊である虚空蔵菩薩は、空海の弟子である道昌(どうしょう)が彫り、空海が神護寺で供養して、法輪寺に安置されたもです。

さて、話しは神護寺に戻り、

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今、本当に新緑が綺麗です。

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高雄山神護寺といえば、紅葉の名所でもありますが、その紅葉に引けを取らないくらい綺麗です。

じゃあ、いつ行くの?

保津川下りしてからでしょう!!

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(さいたに屋)