気になる漂着ゴミ
一昨日、一日中降り続いた雨で保津川の水位が15センチほど上昇した保津川下りは、船頭の体に優しい流れとなりました。
自然の恵みに感謝、感謝です。
ですが、写真にも有ります様にまたしてもご覧の有り様。
今日の清掃ヶ所は、蛍ヶ縁、山本浜対岸です。
まずは、蛍ヶ縁から拾うとします。
保津小橋をくぐり抜け、下浜(古浜)で右にカーブした左岸に今回はゴミが漂着しているのを朝一番に乗務した船から確認しました。
帰社して直ちにエコグリーン委員会のメンバー達朗君と現場に急行。
長靴を履き茂みと河原との際、増水した辺りに漂着したゴミが打ち上げられたり、またプカプカと浮かんでさ迷っています。
そのゴミを一つ一つ拾い集め、次の場所山本浜対岸へと向かいます。
車に拾い集めたゴミを乗せ1キロ下流に有る山本浜対岸に到着。
この場所は、竹林が生い茂り上の道から降りるのは、少し至難の業。
船の清掃だとすぐに接岸出来るのですが、今回は、丘からの清掃なので致し方有りません。
何とか川までたどり着き拾うとします。
この場は、請田神社がすぐ下流に鎮座する場所で、また竹林を放置していると竹が鬱蒼と生い茂り請田神社が船から観る事が出来なくなる為、
毎年竹が伸びる夏に遊船の役員が竹を刈っており景観を保持しています。
明治、大正時代の写真を見ると竹林はここまで無く時代が流れ竹林が広がったと思われます。
そんな問題と同時にこの場所も漂着ゴミが多く確認されます。
ここは、意外と水深が深く長靴では水が入る為ウェイダーを(胴長靴)装着している私が深い場所へと赴きます。
地道に一つ一つ拾い集めたゴミを土嚢袋に入れ、満タンになった袋を達朗君が竹の茂みを掻き分けて上の道へと運んでくれています 、その間私は深みに漂着したゴミを集めます。
ようやく拾い集め、ゴミを上へと運び終え、車に積み込みます。
今回は、二カ所の清掃で8袋でしたが拾い集められました。 ですが、拾い集めるだけでは根本の解決とはなりませんね。
保津川の現状を配信して行く事で少しでも皆さんが認識して下されば少しずつかも知れませんが漂着ゴミや不法投棄が無くなればと思います。
エコグリーン委員会