南丹美しいみち・かわづくり交流会議に参加
先月3月12日(土)京都府南丹土木事務所企画調整室さん企画、主催「第3回南丹美しいみち・かわづくり交流会にエコグリーン委員長も参加させていただきました。
この日は、南丹地区(亀岡市、南丹市、船井郡京丹波町)で、かわ・みちでのボランティアをされている13団体の40名が保津川のゴミの現状を視察に来られました。
皆さん地元とあり何度も乗船して下さっている方もおられました。
この日は、2週間前に船頭達が5日間掛かって嵐山まで拾い集めた漂着ゴミ、投棄されたであろうゴミを拾い集め船に積み、下る作業をした後なので概ね綺麗なものでした。
ですが、ひと雨きつい雨が降れば大量の漂着ゴミが・・・。
皆さんには、ゴミが、どんな場所に漂着するのか、どんなゴミの種類が多いのか等を普段船頭としてお客様にはあまり説明をしない事を聞いて頂きました。
少し旅気分で皆さん乗船され、船頭達は普段通り楽しく説明をしてくれました。
1か月も前ですから梅が綺麗でした。
途中トロッコ列車に出合い、お互いの皆さんは、手を振りあって1時間半の船旅を満喫?
かつて船を曳き上げて帰った際に
綱が岩にこすれ合って出来た綱の跡を通過。
保津川下りを終え、20分程歩いて会場となるJR嵯峨嵐山駅隣のコミュニティ嵯峨野へ移動です。
ここでは、保津川遊船企業組合エコグリーン委員会の活動や保津川の現状を皆さんにお聞きして頂きました。
その後、皆さんとの意見交換会で、皆さんの地元で取り組まれてらっしゃる活動報告をお聞きしこの保津川(桂川)を間接的に守って頂いているのだと思いました。
一つ一つの団体で出来る事は小さいですが、地域を綺麗に守る、その繋がりこそが大事なんだと思いました。
お話の一つに、
・かわに近寄る事が出来なくなった(コンクリートで三面張り川へ降りれなくなった為)ですが、子供たちは、生き物(魚)が好き。
・子供たちが、かわに関心が無くなった。
・今回保津川下り4回目で1回2回は、ゴミの事は気にならなかったが、3回目の川下りでは、匂いがした(ヘドロ)。
・地元の橋からポイ捨てをされるので、その場所に花壇を造り花を植える60人近くで活動してる。
・モラルの低下があるのでは?。
・以前、乗船した際保津川にはゴミが多かった、乗客には、外国人の方が乗船されて日本人として恥ずかしかった。
・以前は、ゴミに関心が無かったが、ボランティア活動をしだすとゴミが目に付く。
・保津川にゴミを集めるヤナを造れないか?(川の一部を堰き止め流れてくるゴミが引っ掛かる構造物)(普通は魚漁に使うもの)
・意識付けが大事、清掃を年3回から、6回に増やした、清掃時小学生がゴミの分別を積極的に協力してくれる。
等の報告や意見、感想がありました。
様々なお話をお聞きし上流域との繋がりは大変大事だと強く感じました。
これからも、環境を守るために出来る事を頑張って行きましょう。
エコグリーン委員会委員長